知的余生

書籍レビュー

【書籍レビュー】『50歳から花開く人、50歳で止まる人』人生後半は遊ぶように生きていく!

私は最近書店には行かない。いや行く暇があまりなかったといっていい。引っ越しやら、転職やらで時間がゆっくりした時間が取れなかったことも事実である。 それでも人の習慣は恐ろしい。書店に行かないと、人生の楽しみが見いだせず、自分がなぜか後...
知的余生

【歴史】任那(みまな)日本府とは何か。倭の出先機関か、それとも外交使臣なのか。

日本と韓国の古代史において非常に厄介でかつ解釈に困難を期しているものがある。それが「任那」である。日本語では「みまな」といい韓国語では「いんな」という。 私は幼いころ、教科書でこの部分を目にして非常に印象深かった記憶がある。日本と朝...
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【歴史】任那(みまな)とはどこを指すのか。半島南部での候補地から考える。日本書紀の記録から『宋書』倭国伝まで。

任那(みまな)とは不思議である。古代史における任那をどこに指定するのか。具体的には定まっていないようだ。 それでも、朝鮮半島の南部であり、伽耶諸国を表しているということでは一致しているようだ。その一つの候補が金官伽耶である。伽耶が小...
研究生活

【歴史】慈覚大師:円仁の『入唐求法巡礼行記』から見た統一新羅の海神(ヘシン)【張 保皐(宝高)】チャンボゴと赤山明神の正体

統一新羅の末期にアジアの貿易に大きく影響を与えてた海の王張宝高(チャンボゴ)。彼に関する資料は少ないのです。彼の幼少期や青年期などの資料はまったくない。突然新羅の政治に登場してくる、不可解な人物でもあります。 しかし、彼を評...
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【歴史】智証大師:円珍が出会った新羅明神とはどんな神であったのか。末法の世に現れた「カミ」。武家の守護神ともなる。

円珍が唐留学の帰途、嵐の中であった神。それが新羅明神だという。神は円珍に仏法を守るかわりに、近江の地で私を安置することをお告げした。 円珍は日本に帰国すると、三井寺の再建にかかり、さらに新羅善神堂にこの「カミ」つまり新羅明神...
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【書籍レビュー】おすすめの日本仏教史:阿満利麿氏『法然を読む』日本人を知るために欠かせない一冊。日本人はどのように宗教と付き合ってきたのか。

「日本人とはどんな民族なのか」をテーマにこのカテゴリーを立ち上げた。 論文でも研究書籍ではない。 それでも、日本を理解するために共有する場を設けいた、その一心で書き綴っている。 50歳を過ぎて、何をするか。 「知的...
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【書籍レビュー】梅原猛『哲学する心』を読んで。哲学とは何か。日本とは何か。

最近本を整理している。引っ越しのためだ。 韓国から日本への引っ越し。 最も費用がかかるのが、本の重さによる、費用がかさばるという点。 そして最もつらいのが、本を捨てるという行為。 本とにらめっこしながら、ふと手に取...
書籍レビュー

書評『直観を磨く 深く考える七つの技法』賢明なもう一人の自分がいる。

私は最近「直観」について関心を持ち始めた。そんな中、田坂広志氏『直観を磨く 深く考える七つの技法』なる書籍を手にした。原子力工学専門の田坂氏による科学的な観点から、スピリチュアルな「直観」への解説が興味深かった。 その中での、キーワ...
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書評『脳を鍛えるには運動しかない!』50歳からの運動習慣を考える。

脳と運動の関係 運動すると気分がすっきりすることはだれでも知っている。けれども、なぜそうなるのかわかっている人はほとんどいない。(省略) 本当は運動で爽快な気分になるのは、心臓から血液がさかんに送り出され...
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書評 50歳からは早起き。書評『早起きは自分を賢くする!』を読んで。

数々の成功者の生活習慣には共通点があった。 それが「早起き」の習慣である。 最近、船井幸雄『早起きは自分を賢くする』を手に取った。 本書は数々の成功者の例を挙げながら、時間をフルに使ってい...
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書評『「朝型人間」の秘密』出勤前の100日革命。朝の早起きは倫理観を向上させる一面がある。

著者が早起きを実践したきっかけは早起き会なるものに参加したことがきっかけだったという。 そこは東京都倫理法人会が主催し”企業に倫理を、職場に心を”というスローガンを掲げている企業の健全な発展を図るものであった。 ...
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書評『40代から手に入れる「最高の生き方」』 何歳からでも遅くない。「最高の生き方」がいますぐそこにある。

偶然手に取った本に感銘した。 それは『40代から手に入れる最高の生き方』という書籍。 著者はどん底の時期を経験して、40代で花が開いた。どん底があったから今がある。 40代が一番楽しいという。 ...
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書評『定年ひとり起業-定年起業を始めるならこの一冊』を読んで。100年時代をどう生きるか。働くことの勧め。

私が最近読んで非常に感銘を受けた本を紹介する。 著者大杉潤氏で『定年ひとり起業』なる書籍だ。 内容は書籍の書名通り定年退職して一人で起業する。というもの 一人でというのがキーポントである。そして70歳代ま...
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