50歳は一つの節目。人生の節目だ。我々は10代の後半や20歳前半で節目を迎える。学校の卒業や社会人になるという大きな変化を経験する。
また55歳になると、一番疲労感を感じやすい年齢だという話しもある。
50代もまさに一区切りの社会人としての経験が終わり、定年を控えながら、今後何をするかといった節目を迎える歳である。
今までは家族のため、会社のため、子供のためという、自分を忘れて誰かのために生きてきたことを、一度立ち止まって自分のことをしっかりみつめる時間をもつことも大切だ。
ではいつどのような方法で自分を見つめる時間が最適だろうか。
朝の時間を有効化
自分のことを考える時間帯は
「朝」
だ。
それも早朝がいい。
早く起きて朝の時間を使うことだ。この時間ならだれにも邪魔はされない。
というより、「自分だけの時間」が、この早朝のひと時(とき)だ。
昼や夜は自分と向き合う時間はない。朝の方が脳がさえている。
この時間にこれからの人生の計画や自分の適性、自分のやりたいことなどを考えてみる。
純粋に自分のことだけを考えてみよう。
さらに
考えるだけでなく、紙に書いたり、ノートにメモしたりするのもいいと思う。
そうすることで、考えが整理されてくることがある。
しかし、家の中であると、またほかのことが目に付き、じっくり考えるという作業がしづらくなる場合もある。
人間は視覚から飛び込んでくることの影響が大きい。そうすると、ほかのことが気になったり、ほかのことがやりたくなってしまう。
このような視覚からの影響を取り払うために、家の中にじっとしているよりは、
「外」に出てみることをすすめたい。
その方法として最も適当な朝活が「朝の散歩」である。
中高年におすすめの、運動であり、自己啓発方法である。
朝の散歩
朝の散歩をする。
なるべくなら何ももっていかない。
朝の散歩にでると人は少ない。車も少ない。
目に見えるのは、そとの景色。朝焼け、自然、木々などぐらいであろうか。
そんな自然の世界に取り囲まれながら、自分だけのことを考える。
これほどの「自分投資」はないはずだ。
お金を使うこともない。自分への投資だからと言って、物を買ったり、高い食事をするわけでもない。
ただ、「歩く」だけである。
そんな単純な行為としてとらえられている、朝散歩、歩くことからは、いろいろなことがひらめいたり、気づいたり、新鮮な考えが浮かんでくる作用が期待できる。
その気づきが、日頃忙しさのゆえに、潜在的に眠っていた自分の本来の思いという可能性がある。
自分が何を考え、何を求めて生きているのか。
そのことに、気づいたり、ひらめいたりする。
「歩く」時間は30分ほどでいい。時間の余裕があれば、1時間ならば、かなりの距離があるけるはずだ。
この一日の時間の中で早朝30分から60分をただ「自分投資」のために充てる。
そしてそのあと、一日をスタートする。
これによって、昼の仕事や、夜の就寝までのプライベートははかどるはずだ。
メモで記録
散歩に帰ってきたら、その散歩で思ったことや気づいたことを
小さなメモなどに記録する。
そうすることで、自分の頭で考えて思っていたことを整理するとこととなる。
メモ記録に関しては前回の記事も参考にしてもらいたい。
50代の活動として、朝の散歩を取り入れることは、
自分を振りかえり、今後の人生を切り開く、きっかけになると思う。
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