数々の成功者の生活習慣には共通点があった。
それが「早起き」の習慣である。
最近、船井幸雄『早起きは自分を賢くする』を手に取った。
本書は数々の成功者の例を挙げながら、時間をフルに使っている生き方を紹介する。
日々忙しくても朝の時間を有効活用することで、成功へと導くことを強く説いている。
特にビルゲイツの話しをとりあげながら、彼が若いときに食べる時間も惜しんで仕事にまい進する様子を例にとり、実は彼も朝の時間を活用していたことを強調する。
アメリカのほとんどの成功者はこの「朝早く起きる」ことで知られている。という。
いやアメリカだけではない、日本を含め古今東西そのような共通点がある。
朝の時間を活用することで、時間的にみても仕事の量を増やすことができる。
さらに、早起きによって、人生を実りあるものにしていくことができると「早起き」を人生そのものの価値を起きている。。
毎朝一定の時間に起きることは、”自分に勝つこと”であると強調する。そう意味では克己といえよう。そうである。朝の時間をどのように使い、そしてどのような気分で始めるか。これによって一日が決まるものだ。
朝起きは克己。自分に勝つことともいえる。疲れていると、ついついなまけ心がでてしまう。そして布団の中で無駄な時間を過ごすというのだ。
私はこのような朝早く起きることについては、50歳代が非常に健康や精神面でも始めるにはふさわしい年齢だと思っている。
50歳からの朝活。早起き。
それによって、人生のなかで今までやりたかったことを、この時間でこなすことができるようにしていくのだ。または、朝の散歩に出かけて規則正しい生活をすることも一つの案として挙げておきたい。
朝はゆったり読書をすることができる。そして、さらなる新しいことに挑戦することもできる、それが50歳からの朝の使いかただ。
人生でやりたいことがあるなら、布団の中でぐずぐずしている時間がもったいない。余生。どのように過ごすか。これはある意味
時間管理
の問題ともいえる。時間をどのように使うか、再考してみたい。
余生を無駄に過ごしたくない。そうであれば、朝の時間を管理するのはどうだろうか。
そのためには「朝の時間」をいかに確保できるか。
本書では朝はとにかく布団から飛び起きろという。そうである。この固い意志が朝の時間を捻出してくれる。
アメリカ、ニューヨークの朝は早い。特に成功しているアメリカのビジネスマンは、朝早く出社するそうだ。それも「ブレイクファースト・ミーティング」なるものがあって、彼らはこの早朝にミーティングをおこなう。
私は朝方人間の代表が日本人かと思っていたが、アメリカ人も朝方の人が多いことに興味をもった。
どちらかというと文化的に夜を楽しむ文化があるかと思っていたからだ。
「ブレイクファースト・ミーティング」
朝の時間だから、コーヒーやファーストフードなどで商談をすることになるのだが。夜の商談にくらべて頭がさえていてかつ安上がりだという。
では夜はどうするか。夜はアフターファイブのプライベートの時間をしっかり確保できるというわけだ。
アメリカは商談そのものを朝にもってくる。そしてアメリカは朝の時間を日本のように自己啓発や教養の学びの時間としては使わない。最も大切な商談、ビジネスの時間に「朝」の時間を使うというのだ。
朝からすでに実質的なビジネスが始まる。これによって能率的なビジネスを開拓することができるというわけだ。
成功者を成功へと導くにはそれなりの要素がある。
その一つに、やはり朝の時間を活用していることがわかる。
私も50代になって思うことは、人生は早くて、短い。この時間をいかに意味のある時間として過ごしたい。ということだ。
でもだ、まだまだ 50歳は若い。これからやれることはある。ほんとにそうだ。
100年時代をどうすごすか。 朝の使い方を工夫し見つめてみたい。
そのためにはまず生活を見直す。そして朝の時間を有意義に使いたい。
最初は1時間早く起きることでい。そして徐々に30分繰り上げ、5時ぐらいに起きるのがいいのではないかと思っている。
「朝4時起きの超習慣術」なる書籍もあるが、できるならば4時でも可能だと思っている。
そうすると、朝、3~4時間は確保できる。午前中も確保できるならば、5~6時間は有意義に使え、新しいことに挑戦したり、読書や著述をすることができるだろう。
とにかく何でもいい。朝起きて、ぼんやりすることでもいい。日記を書くのもいい。
朝焼けを見ながら、近所の掃除をするのもいいではないか。
50歳からは、何よりも、「朝型」に切り替えていくことだ。習慣化していけば、必ずできる。
早起きをして、これからの人生を実りあるものにしていきたい。
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