1.ビジネスホテルが高いと思ったら
東京の宿を探していた。一人で泊まれる安いビジネスホテル。といっても、都心は地方と比べるとやや高め。朝食がついていて、かつ浴場もあるところ、禁煙の部屋などの条件をつけると、やはり高くつく。そこで、以前も泊まったカプセルホテルを検索。
その名も「安心・お宿」。というカプセルホテルだ。カプセルホテルといって単に寝るだけの「カプセル」空間だけを想像してもらっては困る。
それはこれから説明するとして、まず
このホテルに決めた決定打は駅から近いということだった。重い荷物をもって歩くのはこの歳になるときつい。なるべく荷物をもって移動しないということは中年には大切だと思う。中年の旅行で大切なことは、なるべく「無理はしない」こと。足腰には気を付けたい。
次に価格が気になるところだ。
値段はけっこう手ごろだ。もちろんカプセルホテルだから、それなりの安さはある。
平日は6千円、週末は7~8千円というところだろう。都心でこの値段は納得できる。ただ、「カプセルホテル」といっても、サービスがけっこう注目に値すると思ってこの記事を書いた。
2.駅近の安心感
まずは新宿駅から数分でアクセスできる。
私はJR新宿駅の南口を利用したが、都営新宿線の新宿駅からも近い。新宿駅のホテルというと、高層ビル街の辺り、または歌舞伎町そして新宿三丁目あたりだろうか。
でも、あの新宿の混雑したところを、旅行キャリアを引っ張りながら歩くのは結構大変なのだ。経験した人は多いと思う。このホテルはほんとに新宿の駅前だ。


「安心・お宿」はたぶん駅から5~10分程度で行けるのではないか。ホテルというより、細長いビルになっている。駅近だから、コンビニ、マック、食堂、ドンキ、デパートなんでもそろっている。
一歩外に出れば、新宿を縦横無尽に楽しめる場所だ。緑が恋しくなったら新宿御苑も利用できる。
そして以外にも、駅近だからといっても、それほどうるさいとは感じなかった。以前歌舞伎町でホテルをとったが、夜から朝方にかけてうるさかった。でも、駅近だからか、けっこう治安はいいのかもしれない。夜も「安心」なのだ。
これも、このカプセルホテルが謳っているキーワード「安心」にふさわしいと思った。
3.ゆったり入れるお風呂
私はホテルを利用する際はなるべく、浴場があるかチェックする方だ。とくに冬は大浴場があると、癒される。このカプセルホテルのいいところの一つが「浴場」があることだ。
それほど大きくはないが、私には充分だった。ロッカーの場所がやや狭くて不便だが、それさえ我慢すれば、あとは不便はない。アメニティーもすべて備わっている。紙コップも自由に使って、水を飲み、歯を磨き、うがいもできる。
浴場には小さいがサウナも備わっていた。とにかく、私にはこのカプセルホテルは充分にくつろげたのだ。それはやはり浴場があったということだろうか。サウナや浴場があるかないかは満足度を上げてくれる。
お風呂やサウナは何度でも利用できるから、一日朝一回、夕方一回そして寝る前に一回という具合に入ることもできる。そして、このホテル専用の茶色いガウンがあるから、風呂上りにロビーでジュースで水分補給という具合にリラックスタイムを楽しめる。


4.無料サービスの充実
そして何よりも無料のサービスが揃っている。もちろん宿泊料金には含まれているのだろうが、コーヒーや炭酸飲料などは24時間利用可能だ。
夕方になると、みそ汁とご飯。夜7時以降はラーメンがサービスされる。朝食はご飯とカレーだ。一般にホテルの朝食を選ぶことは多いと思う。それはそれでいいのだが、朝からこんなたくさんの量を食べるのは胃には負担だと思うこともある。
ただ、食事つきはその分、2000円ほどの料金が加算されているから、何とか元を取ろうと、朝から食べ過ぎることもある。だから、安心お宿のように、ご飯と、漬物、そしてみそ汁、カレーで充分なのだ。
個人的にはこの「漬物」はありがたかった。梅干しもけっこういただいた。


5.英語や外国語が飛び交うロビー
夜の7時か8時以降ともなると、外国からの旅行客でにぎわう。彼らはすぐに気さくに話しかけ合い、東京旅行の感想や行ってきた店の情報交換で盛り上がっている。
私もハワイやアメリカ西海岸を旅して、こんな雰囲気は慣れている。そして旅行者同士、旅先で宿でのふれあいは貴重だと思うほうだ。それが旅行の醍醐味でもある。
きっとそこの居合わせた日本人の宿泊客はうるさいと思ったかもいしれない。私は耳を澄ませ彼らの会話を聞き取ろうと、英語のリスニングの訓練もかねて、その時間を楽しんだ。
さてカプセルホテル「安心お宿」新宿店。また何よりも清潔だった。カプセルホテルだから、たくさんの人が泊まる。それでも、いつも清潔に保たれている。
私もそうだが、海外からの観光客はきっとそんな面も満足して、次の目的地を目指したのではないだろうか。日本人として、彼らが日本のカプセルホテルの文化を体験してくれる、そして日本の食事、さらには浴場に入る、といった思い出を高級ではないが、きっと安くてもリーゾナブルな宿泊を楽しんでくれたらと思った。
ただカプセルだから、寝るときはいびきでうるさいこともある。必ず耳栓を持っていこう。

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