【チェコの旅】チェコ・オーストリア一人旅のはじまり:プラハ夕暮れのヴルダヴァ川に佇む。

旅の記録

出発までのこと

今回のチェコ・オーストリアの一人旅はまず準備から始まった。旅行はプランを立て、そして準備からすでに「旅」は始まっている。

その準備の中で気を使ったのが防犯対策とマダニの感染予防である。まずマダニであるが、咬みつかれることによって発症する「ダニ媒介性脳炎」と呼ばれるウイルス感染症なのである。オーストリアでは予防接種があるようだが、旅行者はどうしたらよいのか。長袖、長ズボンという服装とまずは草むらには入らないということを徹底するように心がけた。

さらに、マダニに効果のある虫よけスプレーやクリームなどを購入した。まずは薬局で購入したが、空港での薬局でも一つ購入した。空港での薬剤師さんはかなり警戒したほうがいいと、ホテルでもスプレーをまいておいたほうがいいということだった。

ウィーン市内は大丈夫だという意見もあるが、私は今回インスブルックでハイキングをするために、やはり警戒をしなければならないのだろう。その薬剤師さんはアルプスに行くと言ったら、かなり注意しなければと言っていた。

次に盗難・スリなどの防犯対策だ。これについてもかなり警戒する必要があると思った。腰に巻ける防犯法のポシェットや無印良品で売られていて、ストラップやチェーンがつけられるリングがある財布。この財布はリングを利用することで防犯対策になる。

あとは、いろいろな場所にお金やカードを分散。ただ現地で感じたのは、現金はあまり使う機会はないということだった。しかし、小銭はトイレを使うときに必要。田舎(チェスキークルムロフ)のスーパーなどはときどき現金のみと言われることがあった。あとはほとんどカード決済ですんだ。

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エミレーツ航空で

今回は「エミレーツ航空」でドバイまで。ドバイを経由してプラハへと向かった。

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私は今韓国に在住しているが、プラハまでの直行便は大韓航空を使えばある。ドバイ経由を経験しようと、エミレーツを選んだ。だがやはり直行便の方がいいかもしれない。ソウルからドバイは約8時間、ドバイからプラハまでは約6時間、ドバイで4時間の待機時間がある。このフライト時間は体力的にはきついかもしれない。ソウルからのドバイまでの飛行で2回食事、ドバイからプラハまで1回食事が提供される。食事はわるくはなかった。

座席とモニターはこんな感じだ。私は映画と音楽を聞きながら過ごした。あとはスリッパに履き替えたり、寝るときはアイマスクを準備した。スリッパはホテルで過ごすのにも重宝したと思う。

二つともダイソーで購入したものだ。

ドバイ空港もいくつかターミナルがあるようだ。お土産屋やカフェなどもあるから、時間はつぶしやすい。私はチョコレートを買ったり、カフェで食事をしたりして時間をつぶした。

乗り継ぎのフライト。ドバイを離れいよいよプラハに向かう。飛行機の座席を窓側にしておいたから、ドバイの景色みれた。ただ、最初のフライトは中間の通路側にした。それが正解だった。横には座る人はいなかったから、スペースを十分使うことができた。座席は窓側よりも中間の端を勧めたい。トイレに行く時にも、横の人を気にする必要はない。フライトの48時間前にオンラインチェックインする。そのときに座席を指定できるようになっている。

プラハ到着

長いフライトの旅。いよいよ着陸だ。プラハの市街が見てきた。

さすがに、プラハの家々の屋根の色が見えた時は感動した。夢を見ているようだった。長いフライトの疲れはそこで拭き取んだかもしれない。

ただ、チェコ語やドイツ語も分からずにこれから2週間どうやって過ごすか。そんな心配もよぎった。そんなことを考えながら、飛行機はプラハ国際空港(ヴァ―ツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)に到着。

空港は思ったりこじんまりしていた。それゆえにわかりやすかった。入国審査を終え、キャリア―をとって、外にでるとそこは石畳の世界・チェコだった。空港というよりバスターミナルのように感じた。

そこからエアポート・エクスプレスバスに乗る。空港と市内を結ぶ快速バスだ。私は今回「プラハ・ビジター・パス」を購入していたから、それですぐに乗れた。もしない場合は空港の切符売り場で購入すればいい。プラハ本駅(Praha-hlavni nadrazi)までは40分くらいでつく。それまではバスの中からの景色を楽しもう。市内に着いたとたんに、やはりヨーロッパに来たなという感覚を覚えた。

そしてプラハ本駅についた。

駅というよりはホテルのような建物。地下にいったん降りて、駅まで進む。ここもプラハの本駅というほどの規模はない。切符を買う販売機でホテルまでの切符を購入。プラハもウィーンも時間制で、何時間前の利用という方式。買った切符を刻印しなければならない。

私はビジター・パスがあるから、バス、電車、トラムは乗り放題だ。もし3日以上の滞在だったら、ビジター・パスが便利だ。しかしお得とは言えないかもしれない。博物館や美術館、教会などすべてに対応して無料で入れるとは限らないからだ。プラハ市が指定した場所でしか利用はできない。私は観光地の半分ほどは、このパスで無料利用ができたが、残りの半分は自費で払ったと思う。この入場料の費用も馬鹿にならない。

今回の周遊で一番費用が掛かったのは、食費よりも、この観光費用だったと思う。美術館、博物館、宮殿、教会などなど、入るところすべてが高いという印象だった。それほど見る価値があるからしかたないが。

さてプラハ本駅から初めての地下鉄利用。赤のC線でホテルに向かう。方向は入念に確認しよう。ホテルDUOというホテルだ。

外観は不思議でホテルというより、社宅のような雰囲気。でも、実際に宿泊して満足。朝食もそれなりによかった。そして市街ではないが、市内から少しはなれていて、住宅街を散策するのもいい経験だった。かわいらしいカフェをみつけたり、珍しい木を鑑賞したりできた。

旧市街の散策

ホテルをチェックインして、まずは腹ごしらえ。ホテルの夕食をいただいた。

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グラージュという食べ物らしいが、それほどおいしいとは思わなかった。正直私はチェコの料理やオーストリアの料理をおいしいとは思わなかった。デザートも甘すぎて、必死にアメリカーノを飲みたく探し回ったほどだった。

ただ異国の食文化に触れるのは、旅行の楽しみの一つ。それなりに満足はした。身支度をしていよいよ、市内へ。まずは旧市街へと出発。

今回はMzeumという駅に降りた。そこには国立博物館があり、ガイドブックにも乗っていた繁華街の「ヴァ―ツラフ広場」がある。そこをまっすぐ旧市街へと足を運んだ。ただ、火薬塔を見たさにMusutekという駅周辺を右に折れて、火薬塔を見る。そのまままっすぐモルダウ川につけるだろうと、マーネス橋に行く。

そして念願のカレル橋とプラハ城を見た渡した。感無量だった。

心の中でスメタナの「わが祖国モルダウ」が流れていた。

ヴルダヴァ川(別名モルダウ川)を見ながら、流れが緩やかで雄大な川だという印象を受けた。夕日に照らされ、ひときわ目の前に移る風景が感動を誘っていた。

しかし夕暮れ時。欲を出さずに今日はここまで。プラハの街はやや迷路のようで、けっこう迷いやすい。だから、徐々に慣れていくのがいい。明日また、朝から歩きながら、旧市街を目指す。一日目はこうして終わった。

カズ

こんにちは!韓国の大学で教員をしている「カズ」です。
人生の後半を迎える人々に、「旅」や「散歩」による「日本再発見」の魅力を発信しています。

特にこのブログでは、

旅の体験記録や、散歩で出会った自然や文化、そして読書を通じた新しい学びを通して「日本再発見」さらには「自分発見」を目指しています。

「人生は何度でも輝ける」をモットーに、50代からの生きがいを探している方に役立つ情報を発信中です。ぜひ一緒に「旅」を楽しみましょう!
"発動の機は周遊の益なり"吉田松陰

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