朝活というと何か活動しなければいけない。勉強をしなければならない。本を読まなければならない。など活動面に注目しがちである。
でも朝の静けさの中で、それにふさわしい朝活のメニューがある。
まず挙げられるメニューとして「座禅や瞑想」があるだろう。
もっと気楽に考えると、「ただぼんやりすること」ということでもいい。
次に朝日を浴びながら、「体操」をすることが挙げられる。
朝何をしていいかわからない人は、この「ぼんやりすること」や「体操」から始めるのでも充分朝活になると思っている。
ただ何かしら運動のようなものを習慣化したい、という場合は何がいいか。
果たして激しくもなく、気楽に続けることができるものがあるか。
それが「ストレッチ」だと思っている。
「ストレッチ」とは
柔軟体操ともいわれる。関節を曲げ伸ばしすることで柔軟性を高める。
ストレッチには体を動かしながら柔軟性を高める「動的ストレッチ」と
静止したまま筋肉を伸ばす「静的ストレッチ」がある。
よく運動前にストレッチをするが、我々は特に運動をするわけではないが、日々の生活時代が筋肉を使った運動だと思えば、朝起きてストレッチは欠かせないのではないか。
また、ストレッチをすることで筋肉をほぐし、血流もよくなり、体に酸素と栄養が届きやすくなるという効果も期待できる。
運動というとすぐ「有酸素運動」と「筋トレ」が思いつく。
しかし、有酸素運動の種目は激しい運動が多い。例えば
ジョギング、ランニング、サイクリング、各種球技、水泳などが挙げられる。
私もサッカーを数年前にはやっていたが、楽しいがかなり激しい運動であることは間違いない。
有酸素運動は、酸素を消費して脂肪や糖質を燃焼させて、それをエネルギー源とする運動だ。
ある程度の運動量は必要かもしれないが、
けがのリスクを考えると、50からは運動の量もそうであるが、内容も考慮する必要がある。
そう考えると、ストレッチを学び、継続することで50歳からの適度な運動を定着させることが適当だと思う。
市販の写真付きの本を見れば、十分に学ぶことができる。
似たものに「ヨガ」があるが、「ヨガ」も中高年からの運動として適当なのかもしれない。ただ私の個人的な体験では、ポーズは難しいという印象が否めない。
いつか「ヨガ」の良さを体験して始めるかもしれないが、今は「ストレッチ」が自分にはあっている気がする。
「朝起きて」何をするか。まずは「ストレッチ」から一日を始めてみる。
「ストレッチ」は朝や自宅という限定的なものでない。
公園やオフィスにいても首を伸ばしたり、足や手を伸ばせる簡単なストレッチはできる。
また退社して夜寝る前にするとよい睡眠に効果があると思う。
気楽にできる運動として「ストレッチ」はありがたい身近な運動だ。
明日の朝からぜひ取り入れてみませんか。
こちらの本が参考になりました。