【伊豆下田までの旅】東京駅から特急踊り子号で列車利用。えきねっとのチケットレスサービスを利用しよう。座席はどこにするか。

旅の記録

伊豆の一人旅メリットは

今回日本一時帰国で伊豆の旅を決めた。東京の実家に滞在しながら、5泊6日の伊豆の旅にでることにした。

どうして伊豆なのか? 

まずは東京からアクセスしやすい。踊り子号一本で行ける。伊豆は海と山と川といった自然が多いに満喫できそうだ。そしてホテルも比較的安い。この三つが旅先を伊豆に決めた理由だ。

シニアにとっては3~4泊という長期旅行でなくても、2泊ほどでも列車旅行を楽しめそうだ。そして、伊豆は多くの文学者が立ち寄っては作品づくりに励みそして作品のヒントを得たところだ。旅に出たくなったら文学者でない凡人でも「伊豆」が脳裏に浮かぶのかもしれない。

東京駅からの乗り場

さて私は東京駅から出発することにした。それは列車の始発が東京駅だからだ。特急踊り子に乗るのであるが、ただ東京駅はけっこう色々と煩雑していて、かつ人が多い。

さらに東海道線に乗る機会のない私はかなり乗り場を探すのに手こずった。一時帰国ということもあって、その辺の感覚が鈍っているようだ。車掌さんに聞いて、東海道線は9,10番線ということでそこに移動。その方向にいくとちょうど横浜、小田原、熱海、伊東そして踊り子という表示が見える。

さらにエスカレーターを上がる。すると発車時刻を確認できるようになっている。早くついても踊り子号は始発のため運が良ければすでに電車はついているかもしれない。その場合でも余裕があれば、時間を確認して、売店で飲料やお菓子などを買うのもいいだろう。ホームには売店がある。

そしていよいよ乗車だ。乗車は足元に何号車かが書かれているからそれを確認して乗車するのもいいし、すでに列車が着いている場合は何号車かを確認すればいいこととなる。

えきねっとの利用

さて乗車券で忘れてはならないのが、チケットレス割引での購入だ。えきねっとのサイトに入り、そこから東京から伊豆の各駅(今回は伊豆急下田)の駅名を入力。そして日付や大体の出発時間を入力すると、乗車券の価格がでてくる。

ここからが重要だ。

その次に、指定席かグリーン車かを選ぶが、指定席を選び、座席を選ぶこととなる。その時に、赤色のチケットレス割引を選択すると、割引価格が表示される。普通は35%の割引。

みどりの窓口は避けた方がいいというのが一般的な見方だ。割引がないということと同時に購入に時間がかかる場合があるからだ。

えきねっとでの購入は発車日の1か月前の午前10時から可能だ。私は10時出発を選んだ。下田に到着は12時39分であった。2時間半列車の旅である。やや時間がかかると思われたが、この時間も旅の時間。

もちろん、熱海や伊東であったらこれよりも時間はかからないだろう。今回は下田から熱海方面に上がり、そこから三島、さらに下がって修善寺というコースを予定している。人によって降りる場所は違ってくる。

踊り子号の座席

時間がきた。踊子号が東京駅から発車する。私は進行方向から左の席をとってある。海を見ながら列車の旅を楽しむためだ。乗客のほどんとは左の席であった。しかし中には右側の席に座っている人もいた。どうしてか。

初めての乗車の私には気づかなかった。

さて小田原を過ぎたあたりだろうか、右側から富士山が見え始めた。というより急にあの富士の山が顔を出したという表現が近い。その日は青空一面の快晴であったから、雲一つなかった。

旅行も運や日頃の心がけ一つで天気の良しあしが決まるものかと恐ろしくなった。旅好きは日ごろの行いをよくしなければとも思った。晴れ男、雨男などが迷信ではあるがあるかもしれないと頭をよぎった。

右の車窓から突如と現れた富士。私は左の席だったから、空いてる席にとにかく移動してシャッターを押した。移動中だからなかなかいい写真はとれない。

右の座席を取る人の理由がこのためかと思いもした。ただ富士山を見たいだけでもなさそうだ。

席のとりかたではあるが、進行方向の右にするか、左にするか。私が思うのは初めての場合は左にして海を見る。二回目の旅行は右にしてみる。ただこれは天気がよいという前提だ。

さて湯河原をすぎると、いよいよ熱海が近づいてくる。海が見えてくる時間だ。

うっすっらと伊豆大島がみえてくる。

熱海、伊東、そして下田に近づくにつれて、伊豆大島が見え始めてくる。伊豆に来たという実感がわく。座りっぱなしはよくないと、車内を歩いてみる。

このような場所から外の景色を楽しむことができる。2時間半の時間はやや長いが、それでも景色を楽しみながらそれほど長いとは感じなかった。午前中に出発してお昼に到着という日程がいいだろう。朝もう少し早く出発してもいいかもしれない。

伊豆急下田駅到着

終点の伊豆急下田駅に到着した。乗客のほとんどはその間の熱海や伊東で降りるので、ここまで来る人はそれほどいない。

私は数日間の着替えなどの荷物があったから、ロッカーに預けることにした。駅を出て右に行くとロッカーの部屋がある。ICカードで決済。伊豆の駅にはかならず待合室があるから、そこで一息ついて散策する順序などを地図で確認してから出発できる。帰りも同じで電車の来るのを待合室で待つことができるのはいいものだ。日本はこんなところに旅行者のための配慮があって気持ちよく旅ができる。

日本発見
伊豆は海と山(富士)を楽しめる。東京から日帰りや1~2泊で行ける旅行地。踊子号をチケットレスで予約して午前中出発することで、余裕をもって列車の旅をすることができる。

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