【チェコの旅】プラハの中心がを歩く(4):ペトシーン公園&ストラホフ修道院 丘の上から見渡すプラハ

セカンドライフ

プラハ中心街を歩く[その4]はマラーストラナという小さな地区の中でもペトシーン公園がその舞台となる。この公園はプラハ城からトラムで数分のところにある広大なプラハ市内の公園だ。私は展望台とストラホフ修道院に寄りたく、ストラホフ修道院の入り口で降りて、展望台までまず歩いてみた。

かず
かず

ペトシーン公園は、自然とレジャーの空間。広大な緑地公園で、丘の上に展望台やローズガーデン、鏡の迷路などがある。市民の憩いの場という感じで、観光客もいるが地元の人が散歩やピクニックを楽しむ姿も多い。

google map 引用

ペトシーン公園を歩く

当初はケーブルカーに乗りたかった。しかし、現在は運用をしていないとのことだった。

しかたなく、ストラフ修道院を横目で見ながら、展望台に向かって「ペトシーン公園」を歩いた。

その日は雨模様か歩行者はあまり見られなかった。左右は壁になっているが、それは「飢えの壁」と言われていて、カレル王が貧しい人のためにこの周辺を整備したとのこと。その壁が残っていて、それが「飢えの壁」になっている。全長1200mの長い壁が両側にある。

公園といっても道一本あって、舗装されているから歩くに苦はない。ただ、展望台まではけっこうな距離だった。晴れていればよかったが、小雨が降っていて、やや歩きづらかった。

しばらくすると銀色に彩られた「展望台」が見えてくる。

展望台からの景色

この展望台はエレベーターがある。それを使うか、歩いて登るかは選択だ。私はエレベーターを利用して登ることに。エレベーターといっても非常に小さく、案内の人と私の二人がせいぜいの小ささだった。

1891年にパリのエッフェル塔を模してつくられたものだということ。中に入るとチケット売り場がある。基本入場料をは250 CZK(チェクコロナ)で、さらにエレベーターを利用する場合は150 CZK(チェクコロナ)がかかる。

私はプラハ・ビジター・パス (Prague Visitor Pass)があったから、それを利用。やはりプラハを数日周遊するのはこのパスがあったほうがいいかも。

プラハ・ビジター・パス (Prague Visitor Pass)料金
2日券:約90ユーロ

3日券:約110ユーロ ➡ 私は3日券を購入

5日券:約140ユーロ

タワーの高さは約60メートル。で、頂上につくとプラハ市内が一望できる。

その日は雨が降った後で、全体的に曇りがちの天気。それが残念だったが、歩いて展望台まで来た甲斐はあったと思う。参考にもう一枚。プラハ城と旧市街、マラーストラナ地区、そしてモルダウ川のすべてが視界に入る景観。プラハに来たら展望に来なくては。

ストラホフ修道院

次に訪れたのは、ペトシーン公園の入り口に位置する「ストラホフ修道院」だ。創建は1143年。ここの見どころはバロック様式の図書館で、書籍や写本数万点が収蔵されていることになるだろうか。

修道院内に入る門
ストラホフ修道院の哲学の間と神学の間がある建物

私はそれらの書籍を手に取ってみたいと思ったが、中の書棚には入ることはできなかった。中は哲学の間と神学の間に分かれている。哲学の間は書棚、神学の間は地球儀や天球儀が置かれている。

地球儀で当時のアジア、日本がどのように認識されているかわかる。
日本の焼き物なども展示されている。当時伝わったものだろうか。

外はかなりの周期で教会の鐘が鳴らされていた。また、教会のコンサートもあるようだったが、参加はしなかった。それでも自由に聖堂中には入ることができる。

また修道院内にあるホスポダという大衆酒場(居酒屋)に立ち寄るのもいい。ここではチェコのビールだけでなく、チェコ料理も提供されている。修道院の僧侶たちがビールを造っていた歴史があるのだ。

絶好のスポット 丘の上から

ストラホフ修道院を出ると、目のまえに広がる眺めは絶好のビュースポットだった。

実は今回プラハの訪問先の中で、この丘からの眺めが非常に気に入った。期待していなかったところだし、意識もしてなかったのだが、そんなところが印象に残るとは旅は偶然の出会いに感動が潜んでいるものだ。

ストラホフ修道院の敷地をでるとそこはプラハを見渡せる丘

ベンチに座って街を眺めるのもいい。眼下にプラハ特有の赤い屋根がぎっしりと並んでいる。その奥にはモルダウ川がゆるやかに流れ、カレル橋や聖堂の尖塔が聳えている。ここですこしベンチに座って、旅の疲れをいやした。たまにはゆったりと景色を見ながら休むことも長期の旅にはかかせない。

そこから振り返った景色も見ごたえがあった。歩いてきた道を思い出しながら、背後の景色を楽しむ。展望台もみえる。

ペトシーン公園も散策が楽しめる場所だ。ときには市街の喧騒から離れるのもいい。そのとっておきの場所はやはりペトシーン公園かもしれない。

そこから今度はプラハの旧城があったといわれる、スメタナの交響詩『わが祖国』にもでてくる「ヴィシェフラド」へと向かうことになる。またトラムに乗ってヴィシェフラドへ

カズ

こんにちは!韓国の大学で教員をしている「カズ」です。
人生の後半を迎える人々に、「旅」や「散歩」による「日本再発見」の魅力を発信しています。

特にこのブログでは、

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