【ウィーン・プラハ】旅への心得と準備。人生の後半をヨーロッパに思いを馳せる。旅の準備はいかに。

旅の記録

ヨーロッパの「旅」への思い

50を過ぎて、ヨーロッパに思いを馳せるようになった。

私にとってヨーロッパ、日本人にとってヨーロッパとは何か。

ヨーロッパに特別愛着があるわけではなかった。ヨーロッパといって思いつく国はフランス、イタリア、イギリスぐらいだっただろうか。

世界を見渡したら、どちらかというと北米に親近感がある。ヨーロッパはどこか遠い国。

何よりも言語が話せないということも大きい。知らないことも多い。だた、日本人にとってヨーロッパは切り離せないように思う。

明治維新以降の文明開化から始まる西洋の文明・文化の受容。近世ではスペイン、ポルトガルの文化受容。オランダの出島。日本の近代化に欠かせない背景がヨーロッパにある。

だから、私はヨーロッパを遠いというだけで無視することはできない。

私たちの文化を築いてきた原動力が西洋にある気がするのだ。それが思想なのか、技術なのか、芸術なのか、わからない。

確実に我々日本人は西洋からの影響と恩恵を受けてきた。逆に日本も西洋に何かしらの影響を与えていた。

そして今私はそれを肌で感じたく、どうしてもこの夏、ヨーロッパに出向くことにした。場所は

フランス、イギリス、イタリアではない、

チェコオーストリアという東ヨーロッパの二国だ。

なぜプラハそしてウィーンか

チェコはプラハ

オーストリアはウィーンを主に回る予定だ。現在予定づくりに専念している。

ではなぜプラハ、そしてウィーンなのだろうか。

さらになぜ東ヨーロッパなのか。

まずはプラハ。プラハは「千年の都」といわれる歴史ある場所だ。千年の都というと、京都、パリ、ローマを思いつくかもしれないが、ここプラハも由緒ある都なのだ。

さらに加えて、プラハは市全体が世界遺産に登録されていることはよく知られている。ここまで市全体を貴重な歴史的な街として維持できたのは、やはりチェコ人の誇りと偉大さを垣間見ることができる。

歴史を重んじること、古き伝統を保存しようとすることは日本人の精神史も通じていないだろうか。きっと様々な様式の建築を目の当たりにすることは間違いない。

私は今回約2週間の旅を設定した。そのうち最初の4日をすべてプラハに滞在する。それほどプラハに対する思い入れは深いと思う。

もしかしたら日本人がアニメや芸術で接してきた西洋のイメージはそこにあるに違いないと予想している。

14世紀ボヘミア王であったカレル1世が神聖ローマ皇帝のカール4世になると、神聖ローマ帝国の首都に指定された。そのときに開発されたのがカレル橋、プラハ城の拡張、カレル大学の創設となった。このときヨーロッパ最大の街となり「黄金のプラハ」と呼ばれるほどとなった。

次にオーストリア、首都ウィーンだ。ここオーストリアといえば、音楽の街。

ハイドン、モーツアルト、ベートヴェン、シューベルトといった名だたる作曲家が名を連ねる。

クラッシック音楽ができた環境がどんなものか知りたくなるだろう。

そしてオーストリアといったらハプスブルグ家

10世紀ごろスイス中東部のライン川流域が発祥といわれる名門。

13世紀になるとオーストリアを拠点に領土を拡大。

15世紀に神聖ローマ帝国の皇帝となり代々世襲する。

そんなハプスブルグ家の650年続いた繁栄の中、クラッシック音楽も隆盛したのだろう。

源氏や徳川家を知ることで日本を知れるように、ハプスブルグ家を知ることで、西洋を知ることができるかもしれない。

旅行準備はいかに

次に旅の準備はいかにするか。チケットとホテルの予約は済んだ。

利用した旅行サイトは Trip.com、 Booking.com そしてHoteles.comだ。

ホテルの検索にはかなりの時間を要した。写真や口コミ(レビュー)、場所などを確認。そして朝食付きかどうか。基本的にはキャンセル無料は条件につけた。

三つのサイトを使いながら、比較はしたがそれほど変わらないように思った。それでも、比較的安い宿やドミトリーの数はBooking.comが多かったようだ。

私なりに今回旅の準備のためだけの「旅のノート」なるものを作成している。

コクヨのcampusであるが、これを常にカバンに入れて置き、仕事の合間や時間のあるときにメモしたり、旅行の情報を書き入れる。

そして旅行の予定表を自分なりに作成して、そこに宿泊するホテルを記入していく。

私は「メモ」する習慣があるからか、こうしてノートに書き入れることで、旅行のイメージやホテルの情報などにもれをなくすために格好の道具となっている。

あと現在最も注意しているのが、「予算」だ。予算をどう組み立てるか。初めての旅行先だからか、経費がどのくらいかかるか見当がままならない。

しかし、こんな準備も旅行の楽しみの一つだと思う。「旅行ノート」の作成をすすめたい。

さらに現地の言葉だ。これは少しづつ勉強はしてるが、なかなか本格的に進まない。まずは、英語の旅行会話だけはマスターしなけらば。

そして、数日前にドイツ語のあいさつ程度のオンラインレッスンを受けた。これは非常によかった。即席だが、旅行前にオンラインの授業を受けるのも勧めたい。

準備を完璧にするのは難しいかもしれない。それでも、できる範囲の準備はしたい。旅行ガイドブックを読む、現地語を学ぶ、予算を組む、ホテルの予約、そして

旅行先で何をするかを決めること。

私は今回できれば、「スケッチ」をしたい。と思っている。

コンパクトなスケッチブックを片手に街を歩きたい。

さらに、「旅行日記」をつけること。これは旅行するたびにつけてはいる。

ホテルに帰って日記をつけていこうと思っている。

さらに、現地の人とや旅行者との交わりも大切にしたい。警戒はしなければならないが、それをしつつも、現地の文化に触れてみたい。

中東情勢の悪化

さて最後にヨーロッパの情勢特に中東の情勢が刻々と不安定になっている。

その中でもイスラエイルとイランの抗戦。先日は米国がイランの各施設を破壊。

さてイランはどうでるかだ。イランの出方次第で、戦況は大きく変わるだろうと見込まれる。

特に今回はドーバー経由だ。フライトは予定通りと飛ぶかどうか。

私はこのフライトを一度キャンセルしようかと思った。それでも、これも経験だ。このままこのフライトで予約していく。何かあったら変更するくらいの気持ちで臨みたい。

今後も中東情勢を見守りながら、旅の準備を進めていきたい。

こんにちは!韓国の大学で教員をしている「カズ」です。
人生の後半を迎える人々に、「旅」や「散歩」による「日本再発見」の魅力を発信しています。

特にこのブログでは、

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